お家のメンテナンス~冬のお手入れ『結露』編~

1月に入り、寒さも一層厳しくなってきました。
家の中の外の温度差が激しい冬の時期に気になるのが『結露(けつろ)』。発生するとお家へのダメージにつながってしまいます。

今回は、結露とその防止対策についてお届けします。

結露とは?

冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴が付いたり、冬場に窓ガラスが曇るのが結露です。
結露には、このような表面結露と、建物の壁や床などの外から見えない内部に出来る内部結露があります。

結露の原因

結露は、部屋の内外の温度差が大きく、空気中の水分が多いときに発生します。雪の多い、北陸の冬はまさに発生しやすい条件を満たしています😰
また、次のようなケースも見逃せません。

  • 周囲の環境、立地条件、住まい方などによって大きな影響を受けます。
  • 浴室で発生する多量の水蒸気や洗濯物の室内干し、サッシ近くのカーテンも結露の原因になります。

結露が起きるとカビの発生や建物の傷みにつながり、健康を害する場合もあります。

結露を防ぐために

  • 定期的に窓を開けたり、換気扇を回して常に空気を循環させましょう。(キッチンも同様です)
  • 換気框(かんきがまち)がついているサッシは、換気框から外気を取り入れ、換気扇から室内の汚れた空気を排出しています。換気框を閉めていると充分な換気ができませんので、常に開けた状態にしてください。

結露を防ぐ豆知識

  • 押入れやクローゼットの床と壁にすのこを敷くと、空気が循環します。
  • 特に湿気が気になる場所には、除湿機や除湿材をご活用ください。
  • 家具は壁から10cmほど離して置くと、空気がこもりにくくなります。

カビの発生

カビは湿気を好みます。
エアコン等で除湿するか、風通しを良くして湿気を取りましょう。
ガラスやサッシについた結露水も、カビの発生につながるので、こまめに拭き取ってください。
※石油ストーブなどの燃焼器具を使用する場合は、燃焼にともない水蒸気が発生します。
これも結露やカビの原因になりますので、十分な換気を心掛けてください。
カビが発生してしまったら、カビ取り剤などでカビを取り除いてください。

 

※写真や画像は一例です。お客様の住宅とは仕様などが異なる場合がありますので、ご了承下さい。

 

いかがでしょうか。結露対策には換気がとても重要なポイントです。寒い時期には億劫になりがちですが、こまめな換気を心がけてみてくださいね😊

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